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Tooth model for classroom education and in laboratory.

虫歯の原因とは?

2024年6月11日

こんにちは。サカモト歯科です。
この記事では、虫歯の原因について詳しくお話しします。

虫歯ってどんな病気?

虫歯はミュータンス菌などの虫歯原因菌が出す酸によって歯の表面が溶かされてもろくなり、ついには歯に穴が空いてしまう歯科疾患です。虫歯は進行度合いによって「CO」「C1」「C2」「C3」「C4」と5段階に分けられています。

初期段階では自覚症状が少なく、ズキズキとした痛みを感じてからようやく気づくということも少なくありません。重度の状態まで進行して歯の神経まで達すると、抜歯が必要になることもあります。虫歯は歯周病と並んで自分の歯を失う原因の多くを占めるので、しっかり予防していくことが重要です。

虫歯の原因は?

虫歯の原因は主に3つ要素で構成されており、この3つの要素が重なり時間が経過すると虫歯になってしまいます。3つの要素を詳しく見ていきましょう。

①歯質

歯が作られる環境の違いなどにより、歯のエナメル質や象牙質といった歯質の状態には個人差があり、歯質が丈夫な状態でないと虫歯になりやすくなってしまいます。

特に子どもが乳歯から永久歯に生え変わったばかりの時期は丈夫な歯を育てるために、ビタミンやカルシウム、リンなどの栄養素を食事からしっかり摂取することが大切です。

②糖質

飲食物に含まれている砂糖=糖質を摂取する機会が多いと虫歯になりやすくなります。糖質は虫歯原因菌であるミュータンス菌が酸を作り出すための餌となり、間食や甘いものをだらだらと長い時間摂取していると歯が酸にさらされる時間が長くなり、虫歯のリスクも高くなってしまうのです。

③細菌(虫歯原因菌)

ミュータンス菌などの虫歯原因菌は、プラークと呼ばれる細菌の塊となって歯の表面に付着します。

②で説明したように、虫歯原因菌は飲食物などから得た糖質を餌に酸を作り出し、歯質を溶かしてしまいます。

虫歯を予防するためのポイント

虫歯を予防するためには、食習慣とお手入れの両方からアプローチし、改善することが重要です。

食習慣

先述したように、虫歯は飲食物に含まれる糖質を養分として発生するため、食習慣には十分注意する必要があります。食習慣で大事なポイントは下記の3点です。

間食の食べ方

間食を摂らないことができるのであればもちろんそれが一番良いですが、間食は絶対にダメというわけではありません。間食を摂取する際は、食べ方に気をつけましょう。

だらだらと時間をかけて食べていると、酸にずっとさらされている状態になってしまいます。間食を摂るときは時間を決めましょう。

間食の選び方

キャラメルやチョコレート、アイスなどは糖質が多い食べ物です。間食をする際はできるだけ砂糖の量が少ないものを選ぶようにしましょう。キシリトールを使っているガムは歯の再石灰化に有効といわれているので間食にもおすすめです。

咀嚼回数

唾液にはお口の中を洗い流す働きがあります。唾液の分泌量が減ってしまうとこういった働きが十分に発揮されず、虫歯のリスクも高くなってしまいます。

唾液の分泌量を上げるためには、よく噛んで食べることが大切です。柔らかいものばかり好んで食べていると自然と咀嚼回数が減ってしまうので、歯ごたえのあるものも取り入れていきましょう。

お手入れ

毎日の歯磨きは虫歯予防に欠かせません。理想の歯磨き回数は毎食後3回と就寝前、起床後の計5回です。一日5回が難しい場合はせめて就寝前は必ず磨くようにしましょう。

使用する歯磨き粉は虫歯予防に効果的なフッ素が高濃度で配合されているものがおすすめです。歯ブラシでは磨きにくい歯間部などにはデンタルフロスを使用するのが良いでしょう。

当院の虫歯治療

「虫歯かも?」と気になる症状が出たらすぐに歯科医院にお越しください。当院では患者様との信頼関係を大切に治療をおこなっております。

患者様のお悩みやお話しをしっかりお聞きしたうえで、歯科医師や歯科衛生士が丁寧に説明をしてから治療を行います。痛みや恐怖心も考慮し、痛みのない治療を心がけております。不安や疑問点はお気軽にご相談ください。

むし歯治療

まとめ

虫歯の原因を詳しく知っておけば、どのように予防していけば良いのかも見えてきます。

虫歯になっても治療を行うことで治せますが一度溶けてしまった歯質は元には戻りません。虫歯にならないようにしっかり予防していきましょう。

インプラントとは?

2024年4月11日

こんにちは。サカモト歯科です。

この記事ではインプラントの特徴やメリット・デメリットを解説していきます。

インプラント治療とは?

インプラント治療は、自分の歯を失った場合に行われる治療です。歯を失った箇所の顎骨に人工の歯根=インプラント体を外科手術によって埋め込み、セラミックの人工歯を被せることで、機能性および審美性を回復します。入れ歯やブリッジなどの選択肢もありますが、インプラントは入れ歯やブリッジよりも寿命が長く、審美性も機能性も優れています。

差し歯と何が違う?

差し歯とインプラントの大きな違いが歯の根っこがある状態かどうかです。差し歯は、歯が折れてしまったりする際に土台を作って被せ物をすることで補います。天然歯の根っこは残っている状態なので外科手術が必要ありません。一方でインプラントは、抜歯をしているため、歯の根っこも存在しません。歯根の代わりとしてインプラントを埋め込みます。

インプラントの構造

インプラントは主に、人工歯根(インプラント体)、アバットメント(土台)、上部構造(人工歯)の3つのパーツから成り立っています。

人工歯根(インプラント体)

失った歯の根の代わりとなる部分で、顎骨と結合することで、上に取り付ける人工歯を支えます。チタンかチタン合金など、体にやさしく顎骨と結合しやすい素材でできているものがほとんどです。

アバットメント(土台)

上部構造(人工歯)と、インプラント本体をつなぐ連結部分にあたるものです。歯茎に接する境目で、細菌が入り込むと歯周病(インプラント周囲炎)を引き起こす可能性もあるため、大変重要なパーツです。

上部構造(人工歯)

天然歯の上部(歯冠部)の代わりとなる、お口の中の露出している部分です。人工歯にはセラミック製を使用することで、強度が高く天然歯の色味に限りなく近い美しさを再現できます。見えるところなので、審美性を大きく左右する箇所でもあります。

インプラント治療のメリット

メリット①噛み心地が自分の歯と同程度で違和感がない

インプラントは、根っこからしっかりと固定して人工歯を取り付けるため、自分の歯と同じようにしっかり強く噛むことができます。違和感や外れてしまうなどのトラブルもほとんどなく、食事や会話も心から楽しめます。

メリット②周囲の残存する歯に負荷がかからない

インプラント治療は、ブリッジや入れ歯のように、他の歯に負担がかかったり、残存する歯を削る必要がないため、周囲の歯の健康に害がありません。残っている歯の健康も維持できます。

メリット③審美性に優れている

天然歯とほとんど変わらない美しく自然な見た目に仕上がります。見た目を気にする方にも最適です。

メリット④骨が痩せ細るのを防げる

歯をなくしてしまうと、根っこがなくなるため、歯を支えていた骨が痩せていきますが、入れ歯やブリッジで補ったとしてもこれは防ぐことができません。しかしインプラント治療は、人工歯根をしっかり埋め込むため、骨が痩せていくのを防げます。

インプラント治療のデメリット

デメリット①治療費用が高額で治療期間が長い

インプラント治療は保険診療ではなく自由診療のため、治療費用は高額になります。しかし、医療費控除を活用することで費用の負担を減らせます。また、手術を要することや顎骨とインプラント体が結合するのを待つ期間があることから治療期間は長くなります。結合期間は最低でも2ヶ月は必要になります。

デメリット②外科手術を要する

手術が必要になるため、一般的な歯科治療よりも心身の負担は大きくなります。術中は麻酔がきいているため痛みはありませんが術後は腫れや痛みなどの症状があらわれる事があります。でも殆ど症状は1週間〜10日程度でおさまります。

デメリット③治療後のメンテナンスが必須

インプラントは虫歯のリスクはありませんがインプラント周囲炎(歯周病)になるリスクがあります。天然歯と同様に、セルフケアと歯科医院でのケアの両方でしっかりプラークコントロールしていく必要があります。

当院のインプラント

当院のインプラント治療は、治療前のカウンセリングや診断を慎重に行い、患者様がご納得いただいたうえで治療を進めさせていただきます。

当院のインプラントの詳細はこちら▼
https://sakamoto-dent.net/implant/

まとめ

インプラント治療は手術や費用の負担が大きくなりますが、その分得られるメリットも大きな治療です。気になる方はぜひ当院にご相談ください。

何歳から小児歯科を受診すればいい?

2024年3月31日

こんにちは。サカモト歯科です。

この記事では、小児歯科について何歳頃から通うべきかを解説しつつ、子どもが虫歯にならないように気をつけたいことをご紹介します。

小児歯科は何歳から行ける?

お子さまがいるご家庭では「何歳から小児歯科に行けば良いのだろう?」と悩む親御さんも多いと思います。結論から言ってしまうと小児歯科に行くのは何歳からでも大丈夫です。もちろん、0歳からでも問題ありません。お子さまのお口の中に気になる点があるときだけではなく、「口腔内をしっかり診てもらいたい」「乳歯のケアについて知りたい」といった場合もぜひ、お子さまと一緒に歯科医院にご来院ください。歯科医院に行く年齢に制限はありませんが、歯科医院へ通院する目安としての年齢や基準を知っておくと、迷わずに済むかもしれません。

歯が生えた、1歳半頃から小児歯科へ

0歳からでも不安や問題がある際はいつでもご来院いただけますが、はじめて小児歯科を受診する一般的な目安は1歳半頃とされています。というのも1歳半〜3歳頃の時期が乳歯が生えそろう時期にあたるからです。小児歯科の年齢制限はないものの、永久歯は生えそろうまでというのが一般的な基準として知られています。

小児歯科ってどんなことをする?

小児歯科で行う処置や診療内容は、お子さまの歯の状態や問題によっても異なります。しかし、主に小児歯科では乳歯の生え始めの時期から永久歯が生えそろう頃までフッ素塗布やシーラント、ブラッシング指導を行います。

フッ素塗布

フッ素には、エナメル質を強化し硬くする「再石灰化」の作用や、着色汚れを予防する効果があります。初期状態の虫歯であればフッ素塗布を行うだけでも改善することもあります。フッ素塗布を定期的に歯科医院でうけることで、健康的な歯を維持できるようになります。おうちでは、高濃度フッ素の歯磨き粉を使用して歯磨きするとより効果的です。成人であれば、フッ素濃度の目安は、5歳までで1000ppm、6歳以上は1500ppmを目安にしてください。

シーラント

毎日ブラッシングをしっかり行っていても奥歯の溝などはどうしても歯ブラシの毛先が届きにくく、汚れが溜まってしまいます。シーラントと呼ばれるプラスチック樹脂を使用することで歯の溝を塞ぐことができ、毛先が届くようになることで磨き残しを減らせます。

ブラッシング指導

大人とは異なり、お子さまのお口の中や歯は常に変化していきます。その変化に合わせてブラッシングする必要があり、歯科医院では歯やお口の中の状態に合ったブラッシング方法を指導します。親御さんには仕上げ磨きのコツもお教えいたします。セルフケアも丁寧に行えるので、より予防効果が高くなります。

お子さまの食生活の注意点

お子さまの食生活を工夫してあげることも大切です。

だらだら食べさせない

おやつの時間を決めず、だらだらと長い時間食べ続けていると、お口の中の酸性状態が続き、虫歯になるリスクが高くなります。おやつや食事は時間を決めて食べさせるようにしましょう。

おやつ選びを工夫する

おやつはなるべく虫歯になりにくいものを選びましょう。ポイントは粘着性の低いもので短時間で食べ終えられるもの、砂糖が少ないものです。フルーツや、ナッツ、クラッカーやゼリーなどがおすすめです。

飲料水や食品は糖分の高いももに注意

チョコレートやキャラメルなど甘いお菓子だけが虫歯のリスクを高めるわけではありません。糖分の量が多ければ虫歯のリスクは高くなるため、糖質の含有量が高い食品や、たくさん糖分が含まれている清涼飲料水は、極力控えましょう。

お子さまの虫歯を予防するために

お子さまの虫歯を予防するためには、先述した食生活の工夫だけでなく、仕上げ磨きをしっかり行ってあげることも重要です。仕上げ磨きを嫌がってしまうお子さまも多いですが、嫌がらないようにやさしい手つきで声かけをしながら磨いてあげることで次第に慣れていきます。仕上げ磨きのコツは歯科医院でも教えてもらえます。

当院の小児歯科

当院ではお子さまを大事に思うご家族と、治療を不安に思うお子さまの両方の気持ちに寄り添いながら治療や診察を行っております。お悩みがある方はぜひお気軽にご相談ください。

当院の小児歯科の詳細はこちら▼
https://sakamoto-dent.net/kids/

まとめ

子どもの頃の歯やお口の中のトラブルを放っておくと、大人になって大事になってしまうこともあります。お子さまの健やかな人生のためにも歯科医院には定期的に通うようにしましょう。

Dental impacted wisdom tooth infection. 3D rendering

虫歯とは?

2024年3月21日

こんにちは。サカモト歯科です。
この記事では虫歯について詳しく解説していきます。

虫歯ってどんな状態

虫歯はミュータンス菌をはじめとしたお口の中にいる虫歯原因菌が感染することで起こる疾患です。
飲食物の食べかすなどが歯に残るとやがて細菌の塊であるプラークになり歯に付着してしまいます。

このプラークのなかに虫歯原因菌が存在し、この菌が酸を出すことで歯の表面が溶かされて穴が開きます。虫歯は治療をしないとどんどん進行してしまうため、進行すると同時に穴も深くなっていきます。

虫歯の症状と原因

下記のような症状があらわれる場合、虫歯の可能性が高くなります。

  • ・歯が痛む
  • ・歯の溝が黒くなっている
  • ・冷たい飲食物を口に入れたとき歯がしみる
  • ・噛み合わせたときに痛む
  • ・デンタルフロスが引っかかる

このなかでも虫歯の症状として多く見られるのが歯の痛みです。

なぜ虫歯になると歯が痛む?

虫歯になると歯がズキズキと痛くなるというイメージをお持ちの方も多いと思いますが虫歯になったから必ず痛みが出るというわけではありません。虫歯になっても初期状態では穴があいていないため自覚症状もほとんどありません。つまり、虫歯になって歯が痛み出すのは進行した状態です。

虫歯が進行すると、歯を覆って刺激から保護しているエナメル質が溶かされてしまい、刺激に対して敏感な象牙質まで達します。するとズキズキとした痛みが生じるのです。歯が痛いという症状がある場合はすでに進行してしまっているので要注意です。

虫歯の進行

虫歯の治療は、進行具合によりわけられています。

「C0」

初期状態は「C0」といい、穴は空いていない状態です。自覚症状もほとんどありません。

「C1」

歯の溝が黒ずんで見えるようになり、歯の表面のエナメル質の溶ける範囲が広くなった状態です。冷たい飲食物をお口の中に入れると、しみることもありますが、痛みはほとんどの場合あらわれません。

「C2」

エナメル質が溶かされ内側の象牙質まで進行した状態です。象牙質は刺激に敏感なので、しみる、痛むなどのわかりやすい症状が出てきます。

「C3」

虫歯がさらに進行し歯の神経まで達してしまった重度の状態です。日常生活に支障が出るほどのズキズキと強い痛みを伴うこともあります。

「C4」

神経まで達した虫歯により神経が腐敗した状態です。最悪の重度な状態で、ここまでくると神経が死んでしまっているため、痛みもなくなります。

虫歯を放っておくリスク

虫歯の進行を見てもらうとわかるように、虫歯はどんどん歯の奥まで進み、やがて神経を腐敗させてしまいます。虫歯を放っておくとやがて歯がぼろぼろになり、抜歯が必要になります。

虫歯を治療せず、虫歯菌をそのままにしておくと、血液中に細菌が入り込み、お口の中だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼし、脳梗塞や心筋梗塞などの命に関わる病気を引き起こすリスクもあります。

治療した後も注意!二次虫歯とは?

虫歯を治療する際、被せ物や詰め物で削った箇所を補いますが、きちんと接着されていても経年劣化を起こし隙間が生じて細菌が入り込んでしまうことがあります。すると虫歯の再発が起こり、これを二次虫歯といいます。

二次虫歯は主に成人が大半といわれており、珍しいものではありません。治療した歯だから大丈夫と油断せず、プラークが付着しないようにしっかりケアしていきましょう。

当院の虫歯治療

歯医者さんに対し、怖い、痛いというネガティブなイメージを持つ患者様も多いと思います。当院ではそういった歯医者さんに対する苦手意識を少しでもなくしていただけるよう、痛みの少ない治療を心がけております。

痛みを感じなくさせるための麻酔ですが、麻酔の注射自体が怖いという方もいらっしゃいます。当院では、表面麻酔を実施し、電動麻酔器を使用しております。治療前後でしっかり説明し、患者様がしっかり理解し納得したうえで治療させていただきます。

当院の虫歯治療の詳細はこちら▼
https://sakamoto-dent.net/caries/

まとめ

虫歯は放っておくと、自分の歯を失うことになってしまいます。お口の中だけでなく全身の健康にも悪影響を与えてしまうので違和感を感じたら速やかに歯科医院に行くようにしましょう。虫歯にならないように日頃からしっかりお手入れをして定期検診を受けることも大切です。