- 親知らずって何?
- お顔の中心の歯から数えて8番目の歯のことで、正式には智歯や第3大臼歯と言います。
- 親知らずは何歳頃に生えてくるの?
- 個人差はありますが、20歳前後に生えてくる方が多く見られます。 生えてこない方もいます。
- 親知らずが痛む場合、何が原因?
- 主な原因は虫歯か、細菌による炎症です。
- 親知らずは抜かないといけないの?
- 痛みや腫れが生じている場合は、抜歯したほうがよい場合が多いです。
- 右の親知らずを抜いたら、左の親知らずも抜かないといけないの?
- そんなことはないです。 また、上の歯を抜いたからといって下の歯を抜かないといけないということもありません。
- 親知らずを抜くのは痛い?
- 局所麻酔をして抜歯するため、痛みはありません。 抜歯後痛む場合は痛み止めを処方することもできます。
- よく抜歯後に腫れるって聞くけど本当?
- 個人差はありますが、炎症反応が起きて腫れることが多いです。
- 親知らずを一度に抜くことはできる?
- 基本的に同日に複数の親知らずを抜くことはしていません。 痛みや腫れの症状が強く出た場合に食事が出来なくなったりするためです。
- 親知らずの抜歯にはどんなリスクがある?
- 抜いた後に痺れなどの症状が出る場合があります。 (下の親知らずの場合)他の抜歯と同様、ドライソケットなど抜歯後に起きる問題が生じる場合があります。
- 抜歯後に気をつけるべきことはある?
- 血行が良くなる行為は出血や痛みの原因になるため、激しい運動や長時間の入浴、飲酒などはお控えください。
- 抜歯後の食事はいつから可能?
- 麻酔の効果は2~3時間程度で切れますので、麻酔が切れた後は食事をしていただいて構いません。 強いうがいや刺激のある食べ物は避けるようにして下さい。
- 抜歯した傷口はどのくらいで塞がる?
- 個人差はありますが、通常は1~2週間程度で傷口が塞がります。 (抜いた後の歯ぐきのへこみが治るのは1~2ヶ月ほどかかります)
- 親知らずを抜歯する時の流れを教えて!
- 当日は表面麻酔をした後に局所麻酔をし、親知らずの向きによっては歯茎の切開を行います。 その後、抜歯、止血処置を行います。
- 矯正治療を考えているけど、親知らずは抜いたほうがよいの?
- 矯正治療を終えた後に、親知らずが生えてくると、せっかくキレイに並んだ歯並びが乱れることがあります。 事前に抜いておいた方が良いこともあります。
- 親知らずの抜歯は何歳から出来る?
- 何歳からでも可能ですが、若いうちの方が抜けやすいためリスクは少ないです。
- 親知らずを抜くと小顔になる?
- 全くないとは言えませんが、それを期待して抜歯をするのはおすすめしません。
- 親知らずを抜歯しないとその前の歯が押されて歯並びが悪くなるって本当?
- 1本の親知らずがその前の歯すべてを押して動かし歯並びを悪くするということはありませんが、親知らずの1本前の歯が動くことによって噛み合わせが変わり、その後、他の歯が動くということはあります。
- 抜歯する日は仕事を休まないといけない?
- 親知らず抜歯は局所麻酔・通院外来で行われるため、基本的には通常の歯科治療時と大差ありません。 そのため抜歯後のお仕事や学校等特に問題ありません。 (激しい運動等は避けてください)
- 抜歯するのにどのくらい時間がかかるの?
- 抜歯にかかる時間は、通常、麻酔の開始から抜歯後の止血の確認まで30〜60分ほどです。 (親知らずの生え方によっては60分以上かかることもあります)
- どんな時期に抜くのがおすすめ?
- 将来出産をとお考えの方は、妊娠前に抜くことをおすすめします。 また、将来勉強やお仕事で忙しくなるのでしたら、ぜひその前に抜いておかれると良いでしょう。