
こんにちは。サカモト歯科です。
親知らずなどの抜歯が決まったとき、「抜いた後はすごく痛いのかな?」 「食事やお風呂はどうしたらいいんだろう?」 と不安に感じる方は多いのではないでしょうか。
実は抜歯後の経過(痛みや治りの早さ)は、「抜いた当日の過ごし方」によって大きく変わります。 早く治そうと思って行ったケアが、かえって治りを遅くしてしまうこともあるため注意が必要です。
今回は、抜歯後のトラブル(痛み・出血・ドライソケット)を防ぐために、特に気をつけていただきたいポイントについて解説します。
目次
【重要】抜歯当日に避けてほしい「3つのNG行動」
抜歯直後の歯ぐきは、傷口を治そうとしてデリケートな状態になっています。以下の3つは、傷の治りを妨げる大きな原因となりますので、当日はできるだけ控えてください。
1. 「強いうがい」を何度もする
これは、もっとも避けていただきたい行動です。歯を抜いた穴には、血液が溜まってゼリー状の「血餅(けっぺい)」というかさぶたができます。この血餅がフタとなって骨を守り、傷を治していきます。
しかし、お口の中の血の味が気になるからといって強くブクブクうがいをしてしまうと、せっかくできた血餅が洗い流されてしまいます。 血餅がなくなると、骨がむき出しになり、「ドライソケット」という激しい痛みを伴う状態になるリスクが高まります。 当日はうがいを控え、どうしても気になる場合はお水を口に含んでそのまま吐き出す程度に留めましょう。
2. 入浴・激しい運動・飲酒
これらは全て「血行をよくする」行為です。 血の巡りがよくなりすぎると、傷口からの出血が止まらなくなったり、痛みや腫れが強くなったりする原因になります。
入浴:当日は湯船には浸からず、シャワー程度で済ませましょう。
運動:激しいスポーツや筋トレは控え、安静に過ごしてください。
飲酒:アルコールは出血を助長するため、当日は控えてください。
3. 傷口を指や舌で触る
抜いた場所の穴が気になって、つい舌先や指で触りたくなるかもしれません。しかし、雑菌が入って感染を起こしたり、血餅が剥がれたりする原因になります。傷口が塞がるまでは、そっとしておくことが回復への近道です。
痛みや腫れを最小限にするための過ごし方

お薬は指示通りに服用する
・痛み止め
「痛くなってきたかな?」と感じ始めたタイミングで飲むのがもっとも効果的です。我慢せず服用してください。
・抗生物質(化膿止め)
感染予防のために処方されます。痛みがなくても、処方された分は最後まで飲み切るようにしてください。
冷やしすぎに注意
抜歯後に頬が熱っぽく感じたり、腫れが気になったりするとき、氷や保冷剤を直接当てて冷やしたくなるかもしれません。 しかし、過度な冷却(冷やしすぎ)は逆効果です。 急激に冷やすと血流が悪くなり、かえって治りを遅くしたり、しこりが残ったりする原因になります。冷やす場合は、冷却シートや水で濡らしたタオルを頬に当てる程度にしましょう。
食事は「麻酔が切れてから」
麻酔が効いている間は、唇や頬を噛んでしまっても気づかず、火傷もしやすいため大変危険です。お食事は麻酔が切れて感覚が戻ってから摂るようにしてください。 また、当日は辛いものや熱すぎるものなど、刺激の強い食事は避け、うどんやおかゆなどの柔らかいものがおすすめです。
こんな時はすぐにご連絡ください
通常、翌日くらいまでは唾液に血が混じることがありますが、これは通常の反応であり、傷が治っていく過程ですので心配いりません。しかし、以下のような場合は早めにご連絡ください。
・出血が止まらない
清潔なガーゼなどを丸めて傷口の上で15〜20分ほど強く噛んでも、口いっぱいに血が広がるような場合。
・数日経ってから激痛がでてきた
抜歯直後よりも、2〜3日後からズキズキとした耐えがたい痛みが出てきた場合は、ドライソケットの可能性があります。
まとめ
抜歯後のトラブルを防ぐ一番のポイントは、「強いうがいをせず、血餅(かさぶた)を守ること」と「当日は安静にすること」です。
サカモト歯科では、抜歯の翌日に消毒を行い、出血や感染がないか経過をしっかり確認しております。抜歯後のケアや不安についてもサポートいたしますので、気になることがあればお気軽にご相談ください。
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