こんにちは。サカモト歯科です。
お子さまの将来の歯並びを考え、小児矯正のメリットについて調べられた保護者の方は多いと思います。 一方で、「治療を始めたら、想像以上に大変だった」という声や、「デメリットも知っておきたい」という不安をお持ちではないでしょうか。
小児矯正のデメリットとは、単に「費用がかかる」ことや「痛み」だけではありません。
「治療を完了するまでに、お子さまと保護者の方の双方が乗り越えるべき負担が、長期間続くこと」もその1つだと当院では考えています。
今回は、小児矯正の「デメリット(=負担)」について、具体的にどのようなことがあるのか、詳しくお話ししていきます。

目次
小児矯正で乗り越えるべき「デメリット(負担)」
小児矯正は、お子さまの成長を利用しながら行うため、治療期間が数年にわたることがあります。その間、主に以下のような負担(デメリット)が生じます。
1. お子さま自身の負担
装置の不快感・話しにくさ: お口の中に装置が入るため、慣れるまでは違和感や不快感、話しにくさを感じることがあります。(※「痛み」とは異なる、日常的なわずらわしさです)
食事の制限: 装置によっては、粘着性の高い食べ物(キャラメルなど)を控える必要がある場合があります。
清掃(歯磨き)の難しさ: 装置の周りは汚れが溜まりやすく、歯磨きが非常に難しくなります。
2. 保護者の方の負担
お子さまのモチベーション管理: 治療が長期にわたると、お子さまが装置を付けるのを嫌がったり、通院を面倒がったりすることがあります。その際、保護者の方が励まし、継続させるためのサポートが不可欠です。
時間的な負担(通院): 定期的な通院や、装置の調整・チェックが必ず必要になります。
装置の管理と仕上げ磨きのサポート: 取り外し式の装置の管理や、歯磨きが難しくなったお子さまの仕上げ磨きなど、保護者の方のサポートが求められます。
見落とされがちな「治療上のデメリット」
こうした生活上の負担以外に、治療の過程で生じる可能性のある、以下のようなデメリットも存在します。
1. 矯正中の虫歯リスク
小児矯正における最大のデメリットの1つが、虫歯リスクの上昇です。 装置によって歯磨きが難しくなるため、普段以上に徹底した口腔ケアを行わないと、矯正が終わった時には歯並びはキレイになったけれど、虫歯ができてしまった…という事態になりかねません。
2. 費用は保険適用外(自費治療)であること
小児矯正は、一部の例外(先天的な疾患など)を除き、健康保険が適用されない自費治療となります。
3. 必ずしも「大人の矯正」が不要になるわけではない
小児矯正(1期治療)は、主に顎の成長をコントロールし、永久歯が並ぶ土台を整える治療です。 土台が整うことで、将来的な大人の矯正(2期治療)が不要になる場合もありますが、歯並びの状態によっては、最終的な仕上げが別途必要になる場合があります。
デメリットを「後悔」にしないために
これらの「デメリット(負担)」を理解せずに治療を始めてしまうと、「こんなはずではなかった」という「後悔」につながってしまいます。
大切なのは、これらの負担を親子で乗り越えた先に、お子さまの将来の健康という大きなメリットがあることを、ご家族と医院が共有することです。
当院の小児矯正への取り組み
1. メリットもデメリットも、事前説明を徹底します
当院では、治療の良い面だけでなく、治療期間、費用、そして今回お話ししたようなご家族の負担(デメリット)についても、事前にしっかりとご説明し、ご納得いただいた上で治療を開始します。
2. 矯正中の「予防歯科」も重視します
矯正中の虫歯リスクを防ぐため、当院では歯科衛生士による専門的なクリーニング(PMTC)や、お子さま一人ひとりの装置に合わせた歯磨き指導、フッ素塗布などを徹底して行います。 歯並びを整えながら、虫歯リスクを減らすためのサポートを行っています。
3. ご家族のモチベーションに寄り添います
「子どもが装置を付けてくれない」「通院が大変」といった保護者の方のお悩みにも、しっかりと耳を傾け、どうすれば継続できるかを一緒に考え、サポートします。

まとめ
小児矯正の最大のデメリットは、治療が完了するまでの長期間、お子さまと保護者の方の双方が、さまざまな負担(不快感、モチベーションの維持、清掃の難しさ)を乗り越え続ける必要があることです。
しかし、これらのデメリットを事前に理解し、医院とご家族が協力して「予防ケア」と「モチベーション管理」に取り組むことで、その負担は「後悔」ではなく、お子さまの将来の健康という素晴らしい成果へとつながります。
サカモト歯科では、矯正治療を「ご家族と医院が一緒に走るマラソン」だと考えています。どんな小さな不安でも、まずはお気軽にご相談ください。
当院の小児矯正についてはこちら▼
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