こんにちは。サカモト歯科です。
インプラントを入れた後のことを不安に思われる方は多いのではないでしょうか。「痛みや腫れがどのくらい続くのか知りたい」「仕事に支障が出ないか心配」「腫れたら失敗なの?」といった不安を相談されることは少なくありません。
今回は、インプラント治療後の腫れについて、原因や注意点、対処法などを詳しくお話ししていきます。
目次
インプラント治療後に腫れはあるの?

インプラント治療後に腫れが出るのは「よくあること」です。手術で歯ぐきを切開して骨にインプラント体を埋め込むため、外科処置に伴う自然な反応として炎症や腫れが起こります。とはいえ、腫れの程度や持続時間には個人差があります。
【腫れが出やすいケース】
・骨造成(骨を増やす処置)を行った場合
・手術時間が長かった場合
・体質的に炎症が出やすい方
【腫れが軽度で済むケース】
・小さな切開で済んだ場合
・インプラント本数が少ない場合
・術中・術後の管理が丁寧に行われた場合
つまり、腫れが出るかどうかは「手術内容」や「個人の体の反応」によって大きく変わります。
腫れはどのくらい続くの?
一般的には、術後2〜3日が腫れのピークで、その後は徐々に落ち着いてきます。多くの方は1週間程度で気にならなくなることがほとんどです。
【腫れの経過の目安】
・術後1日目 … じんわりと腫れ始める
・術後2〜3日目 … 最も腫れを感じやすい時期
・術後4日以降 … 腫れが和らぎ始める
・術後1週間前後 … ほぼ回復
数日間の一時的な腫れは異常ではなく、自然な治癒反応ですので必要以上に心配する必要はありません。
腫れが強いときのセルフケア

腫れが出た場合でも、次のようなケアを行うことで早めの回復が期待できます。
①冷やす
術後48時間は患部を冷やすと炎症を抑えやすくなります。保冷剤をタオルで包み、10分冷やして10分休むといった方法がおすすめです。
②安静にする
手術当日は血流が増えるような運動や飲酒、長時間の入浴は避けてください。安静に過ごすことで腫れの拡大を防げます。
③指や舌で触らない
気になって患部を触ると細菌感染や腫れの悪化につながります。できるだけ自然にしておくことが大切です。
注意が必要な腫れのサイン
通常の腫れは時間とともに治まりますが、次のような場合は注意が必要です。
・術後1週間以上経っても腫れが引かない
・腫れに強い痛みや膿が伴う
・顔の片側が大きく腫れ上がっている
・発熱が続いている
これらのサインが見られる場合、感染や異常な炎症反応が疑われます。自己判断せずにすぐに歯科医院へご連絡ください。
当院でのインプラント治療の取り組み
サカモト歯科では、患者さまが安心してインプラント治療を受けられるよう、下記のような取り組みを行っています。
・CTによる精密な診断でリスクを最小限に
・切開や縫合をできるだけ少なくする手術
・術後の痛みや腫れを軽減するための丁寧な管理
・術後の経過観察を徹底し、万一の異常にも迅速に対応
インプラント後の生活で気をつけたいこと
術後の腫れを早く抑え、インプラントを長持ちさせるためには生活習慣も大切です。
正しいブラッシング習慣:術部以外はできるだけ清潔に保ちましょう。
禁煙:喫煙は治癒を遅らせ、腫れや失敗のリスクを高めます。
定期検診:インプラントは入れて終わりではなく、メンテナンスも重要です。
まとめ
インプラント治療後の腫れは、誰も起こりうる自然な反応です。数日で落ち着くことがほとんどなので、適切なセルフケアと歯科医院での管理があれば過度な心配はいりません。
当院では、患者さま一人ひとりの不安を解消し、安全で快適なインプラント治療を行っています。術後のフォローや予防処置にも力を入れておりますので、安心してお任せください。インプラント治療について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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