こんにちは。サカモト歯科です。
この記事では、⻭科衛⽣⼠のキャリアの成⻑とステップアップのための戦略についてお話ししていきます。歯科衛生士を目指している方も、現在歯科衛生士として働いている方もぜひ参考にしてみてくださいね。
歯科衛生士ってどんなお仕事?
歯科衛生士は歯科医師をより近くで支え、患者様との橋渡しをする重要な役割を担っています。また、近年歯科衛生士の主な任務である「予防」も重要視されるようになり、歯科衛生士は歯科医療現場においてより大切な存在になっています。歯科衛生士が担う役割を具体的に見ていきましょう。
①「歯科診療補助」
歯科医師をサポートし、協力し合って患者様の治療を進めていきます。診療補助をおこなってスムーズに進むように欠かせない役割を担います。なお、歯科医師と異なり、歯科衛生士は、抜歯をしたり、歯を削ったりなどの医療行為は行えませんが、歯型の採取やレントゲン撮影の補助などを行います。また診療補助のなかには患者様の不安や恐怖心を和らげるという意味もあります。患者様との信頼関係を築いて精神的負担を軽減してあげることも歯科衛生士の重要な役割です。
②「歯科予防処置」
歯科予防処置は歯科衛生士が担う重要な役割のひとつです。主に歯石除去や歯のクリーニング、歯茎の状態チェックやブラッシング指導などを行います。80歳になっても自分の歯を20本残そうという「8020運動」を実現するためにも歯科予防処置が今後より重要になってきます。
③「歯科保健指導」
歯科衛生士は処置だけでなく、患者様に向けて指導も行います。虫歯や歯周病などの歯科疾患を予防し、お口の中や歯の健康を守るためには歯科医師の実力だけでなく、患者様自身の日頃のケアも大変重要です。歯科衛生士は患者様自身が自分で歯や歯茎のケアを正しく行えるように指導やサポートを行います。歯科医院だけで行うのではなく幼稚園・小学校をはじめ、介護施設などで指導を行うこともあります。
歯科医院としてのキャリア選択
歯科衛生士として働きスキルを磨けば、キャリアの選択肢も増えていき、働き方を好きなように選ぶことも可能になります。
✔️認定歯科衛生士
認定歯科衛生士は、専門性の高い技術や知識を持つ歯科衛生士にのみ認められる資格です。認定を受けるためには、研修を受ける、実務経験など条件を満たす必要があり、専門領域もさまざまです。
✔️フリーランス
歯科衛生士はフリーランスとして働くという選択肢もあります。フリーランスの歯科衛生士の場合、固定給ではなく、患者様を診療した分だけ、歩合制で給与を受け取ることになります。実務経験を積み、早い人だと3〜4年目でフリーランスになる人もいます。
✔️ケアマネジャー
介護支援専門員、別名ケアマネジャーは、要介護者が介護保険サービスを受けられるようにマネジメントやコーディネートを行うスペシャリストです。歯科の専門知識や技術を生かしながら福祉や介護の分野で、キャリア形成ができます。ケアマネジャーになるためには下記のような条件があります
ステップ1. 実務経験が5年以上かつ、従事日数が900日以上
ステップ2. 介護支援専門員実務研修受講試験を受け、合格
歯科衛生士としてステップアップするために
キャリアを変えるかどうかは個人の考え方次第ですが、歯科衛生士としてスキルアップしたいと考えている人は多いのではないでしょうか。歯科衛生士としてスキルアップしていくには下記のような資格取得がおすすめです。
・認定矯正歯科衛生士
・日本歯科審美学会認定士
・インプラント専門歯科衛生士
当院では一緒に働ける歯科衛生士さんを募集しています!
当院では現在、私たちと一緒に働いてくれる歯科衛生士さんを募集しております。当院は研修制度も整っていてスキルアップをしたいという人にもおすすめの環境です。18時までの勤務で残業もなく産休・育休の実績もありますので、ワークライフバランスを充実させたい人にも最適です。求人の詳細は下記の公式ホームページをご覧ください。みなさまと一緒に働けることを楽しみにお待ちしております!
求人情報の詳細はこちら▼
まとめ
歯科衛生士として働き、どのようなキャリアアップを目指してステップアップしていくかは自分次第です。情報収集をしつつ、自分が希望するライフプランと併せて考えてみてくださいね。仕事を前向きに頑張るためにも、自分の目標やプランをはっきりさせておきましょう。