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顎関節症とは?

2024年5月21日

こんにちは。サカモト歯科です。

今回の記事では顎関節症について解説していきます。

顎関節症は想像以上に身近な病気

顎関節症という名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、「自分はならない」と思っていませんか?

実は、顎関節症は、2人に1人はなるといわれている(軽度の症状を含む)ほど身近な病気です。なかでも男性よりも女性が発症しやすく、その差はおよそ2〜3倍にもなります。

顎関節症の特徴

症状は、軽度から重度なのか状態によってそれぞれ多少の違いはあります。しかし、主な症状としては口を開こうとすると耳の穴の前にある顎関節が痛んだり、顎を動かすための筋肉が痛むといった症状があげられます。また、大きく口をあけられなかったり、口を開け閉めした時に音がするなどの症状もあります。

「音が気になる」というケースでの改善方法は手術しかないので、症状が音だけならば手術まではするべきではないとされています。音が出るという症状以外にも、顎関節や顎を動かす際の筋肉の痛みや口の開けにくさなどがあります。

こういった機能性の影響も感じて気になる人は、治療が必要になることも多いです。とはいえ、顎関節症の治療はまだ主流ではなく、実際に治療が必要とされるのは、自覚症状がある人のなかでもわずか5%程度といわれています。

顎関節症セルフチェックリスト

顎関節症は初期状態の場合は自覚しづらいことも多いのが特徴です。下記の症状に当てはまる場合は、顎関節症の可能性があります。

  • ● 口を大きく開いたり閉じたりした時に痛み、その症状が1週間以上続いている
  • ● 食事をしているときに際顎関節が痛む
  • ● 口を開けた時に「カクッ」という音が鳴る
  • ● 口を大きく開けられない
  • ● 顎が外れてしまうことがある
  • ● 顎まわりの筋肉に痛みを感じる
  • ● 頭痛や肩こり、めまいや耳鳴りなどの不調がある
  • ● 目の疲れや充血、または涙が出るといった症状がある

顎関節症はどうやって診断される?

何らかの症状が気になって歯科医院を受診した場合、まずは顎関節症かどうかの診断が行われます。歯科医院によって多少の違いはありますが、前述した症状があり、他の病気との関連性が見られない場合は顎関節症と診断されます。

問診では症状がいつ頃からはじまったか、どう変化したのかをお聞きしながら日々の生活習慣や姿勢もチェックしていきます。場合によってはレントゲン撮影やCT検査なども行われます。

痛みや口の開けにくさなどは、親知らずのトラブルや他の病気でも出る可能性のある症状なので、顎関節症以外の症状はないことを前提として診断する必要があります。

顎関節症の原因6選

顎関節症を引き起こす原因はさまざまあり、ひとつに断定することはできません。

ひとつひとつの小さな要因が集まることで、症状が引き起こされると考えられています。顎関節症になる原因として考えられるものの例を具体的に見てみましょう。

もともとの顎や顎関節を動かす筋肉の構造的な弱さ

顎や顎関節を動かす筋肉の構造がもともと頑丈でなく弱い場合に顎関節症の症状が出やすくなるといわれています。

外傷によるもの

転倒や人と衝突するなど、外傷により下顎をぶつけて顎関節を傷つけてしまったケースでも症状があらわれることがあります。

生活習慣や癖によるもの

うつぶせで寝てしまったり、食いしばりや歯ぎしり、姿勢が悪い状態の継続やストレスの蓄積なども
咬み合わせに悪影響を及ぼし顎関節症を招く原因となります。

治療した入れ歯や歯の被せ物が合っていない

治療による入れ歯や咬み合わせが合っていないと咬み合わせが悪くなり、顎関節症を引き起こすことにつながります。

顎を使いすぎることによるもの

大きく口を開ける動作を繰り返したり、硬いものを食べる習慣がある人は顎を酷使してしまい、
顎関節症を招く原因となります。また、咬む歯が左右どちらかに偏ってしまっている場合も要注意です。

心の不安定にさによるもの

不安因子があったり、睡眠障害やうつ状態も顎関節症の引き金となることがあります。睡眠時間はしっかり確保して心の健康も整えましょう。

当院の顎関節治療

当院では顎関節症で悩む患者様に対し、それぞれの症状にあった治療をご提案しております。

保険診療による対処療法はもちろん、自費診療による対処療法も行っております。薬による対処法をはじめ、関節内注射やマウスピースの装着、頸椎の矯正や超短波温熱療法などがあります。対処療法を行っても、改善が見られない場合は根本治療、いわゆる歯列矯正治療が必要になります。

当院の顎関節治療の詳細はこちら▼
https://sakamoto-dent.net/temporomandibular/

まとめ

顎関節症はどの年齢でも起こる可能性がある疾患です。およそ10代後半から多くなり、20〜30代をピークとして患者数は多くなっています。

歯ぎしりや食いしばりなどをはじめ、頬杖をつく、うつぶせで寝るなどの生活習慣や癖が影響して起こることも多いので、改善できるものは意識的に改善していくようにしましょう。ストレスを溜め込まないように適度にリフレッシュすることも大切です。

顎関節症は、専門的な治療を行うことで改善が見込めます。辛い状態をそのまま放置せずに、お困りの方はぜひご相談ください。