こんにちは。サカモト歯科医院です!
歯列矯正といえばワイヤーとブラケットを使用して行う歯列矯正をイメージする方が多いのではないでしょうか?しかし、ワイヤーブラケット矯正の場合「見た目が気になる」「痛むのが不安」という方もいるかもしれません。
最近では、見た目や痛みが気にならない歯列矯正方法もあり、人気を集めています。
この記事では、最新の歯列矯正について詳しくご紹介します。
目次
近年人気を集める歯列矯正とは
歯列矯正といえば、痛みがある、見た目が目立つ、抜歯が必要など、デメリットも多く治療を断念したりなかなか踏み出せなかったりする人もたくさんみられました。しかし、近年SNS等でも注目されており有名人の方のなかでも使用している人も多いマウスピース矯正は、そういったデメリットを改善しつつ、歯並びを綺麗にすることができます。
マウスピース矯正は、患者様の歯型を採取して作成した透明のマウスピースを歯に装着することで、ゆっくりと歯を正しい位置に移動させていきます。マウスピースは、治療計画に基づき治療前に段階的に作成され、歯に装着するマウスピースは現状の歯並びよりももう一段階進んだ状態のものになるため、自分の歯列とマウスピースとの間にギャップが生まれます。そのギャップにより歯に力がかかり、歯が移動する仕組みになっています。歯を動かす仕組みはワイヤー矯正と同じですが、動かし方が異なります。
マウスピース矯正のメリット・デメリット
マウスピース矯正のメリットデメリットを、従来からのワイヤー矯正と比較しながら詳しくみていきましょう。
メリット
マウスピース矯正のメリットは以下のとおりです。
装着していても見た目が気にならない
マウスピースはプラスチック製でほとんど透明の見た目をしているので、装着していても周囲から気づかれにくく、審美性にも優れています。見た目が気になって矯正治療をできずにいた方や、人と接する機会が多い方も安心です。
痛みが少ない
ワイヤー矯正の場合、ぎゅっと締め付けられるような痛みを伴うことがあり、それを苦痛だと感じる人も少なくありません。しかし、マウスピース矯正は痛みはほとんどありません。痛みが怖くて踏み切れなかった方にもおすすめです。
着脱式で自由に取り外しができる
ワイヤー矯正は常に歯に固定されているため、取り外しをすることはできませんでした。しかし、マウスピース矯正の場合は、1日20〜22時間の装着時間を守っていれば、食事をする際や歯磨きをする際は自由に取り外していただけます。食事制限がないのも大きなメリットです。
デメリット
マウスピース矯正のデメリットは以下のとおりです。
自己管理が必要
着脱式で自由に取り外せる分、1日20〜22時間以上という装着時間をしっかり自分で管理し、外した時はマウスピースを紛失しないようにするなど、自己管理が必要になります。自己管理ができないと治療計画通りに進まなくなってしまいます。
適応症例が限られる
マウスピース矯正は大きな歯の移動を伴う矯正や、抜歯が必要な重度の不正咬合には向きません。ワイヤー矯正で制限を受けることはほとんどありませんが、マウスピース矯正は制限を受ける可能性があります。
当院で取り扱っている矯正治療
当院では部分矯正をはじめ、小児矯正にも力を入れております。当院の歯列小児矯正では取り外し可能な「床矯正」を取り扱っています。取り外しができるので、お口の中のお手入れは通常通りおこなっていただけますし、装着していても目立たないので見た目を気にするお子さまにとっても安心です。また、床矯正の最大ともいえるメリットとして「抜歯する必要がほぼない」という利点があります。
通常の歯列矯正の場合は、矯正治療を行う前に抜歯が必要になるケースが多いですが、床矯正の場合は、お子さまの成長期を利用し、歯の土台となる顎骨のスペースそのものを拡大する治療のため、基本的には歯を抜く必要はありません。顎の正しい成長を促すことで永久歯が正しい位置や方向に生えてくるのを促す治療ですので、気軽に治療を受けていただけます。まずはカウンセリングにお越しください。
当院の歯列矯正に関する詳細はこちら▼
https://sakamoto-dent.net/pediatric-correction/
https://sakamoto-dent.net/kami/
まとめ
従来からの歯列矯正での治療にももちろんメリットはありますが、最新の歯列矯正は、これまで歯列矯正治療において問題視されていたことなどを改善した治療方法なので、はじめての方もより安心して治療を受けていただけると思います。
詳しいことは歯科医院で検査を受けて担当医と相談して決めていきましょう。