こんにちは。サカモト歯科医院です!
白く美しい陶製の材料である「セラミック」を使用した歯科治療は、審美的にも優れており、丈夫で長持ちするメリットの大きな治療です。
セラミック治療を行っている歯科医院は増えてきていますが、治療の結果や成果の質には差があります。今回はセラミック治療を検討している患者様に向けて、セラミック治療をする際の歯科医院選びの基準をご紹介します。
目次
歯科医院選びのポイント
治療費が高い理由あるいは安い理由を丁寧に説明してくれる
自費治療のセラミック治療は保険適用の治療と比較すると高額な治療になります。高額な料金には材料の違いはもちろん、検査や技術、人件費や工程の多さなど、数々の要因が含まれています。治療費が「高すぎる」逆に「安すぎる」と、不安や疑問を抱くようなことがあれば、早い段階で相談してみましょう。誠実できちんと向き合ってくれる歯科医院であれば丁寧に説明してくれるはずです。
保障制度完備
「患者様の立場になり、医療を提供できている」という指針として保障制度の有無を見ることも重要です。同時に保障制度を設けられるということは不具合が生じない自信があるとも言えます。知識や技術、経験が不足している歯科医院では、保障制度を設けることは難しいケースが多くなります。
・治療費が安すぎない
治療費が安いと負担は少なくなりますが、安すぎると質が落ちてしまう可能性が高いので注意が必要です。ある程度の料金設定でないと品質が保証されないケースも多いため、料金だけで判断するのは避けましょう。
多くの症例を扱っている
症例が多ければ多いほど良い、というわけではありませんが、歯科医院選びの一つの指標にはなります。症例が多い分熟練の度合いも違います。
・院内環境が清潔で、設備も充実している
高度な技術や知識があっても発揮できるだけの設備が整っていないと提供できません。くわえて医院内の衛生管理ができていることも最低条件と言えます。洗浄や滅菌のための装置は揃っているかなども確認してみるといいかもしれません。
素材や接着剤など治療に使用される材料にこだわっている
セラミック治療に関する材料にこだわりがあることは、歯科医院が手間とコストをかけて治療を提供しているという事実に繋がります。
スタッフの質が良い
スタッフ同士の連携が取れていないと治療にも影響しかねません。親身に対応してくれるかなども含め、スタッフの雰囲気を判断基準のひとつにしましょう。
お口全体の治療に精通している
セラミック治療前や治療後に虫歯や歯周病の治療が必要になることは多く、メンテナンスは欠かせません。口腔内全体の健康が大切なので、セラミック治療のみが優れている歯科医院ではなく、お口の中全体の治療に精通している歯医者さんを選ぶようにしましょう。
当院のセラミック治療は「セレックシステム」を導入しています
当院のセラミック治療は、コンピュータ制御で人工歯を設計・製作する歯科用CAD/CAMシステム「セレックシステム」を導入し、セレック治療を提供しています。
歯科技工士への依頼はなく、採取したデータをもとにコンピューターや機械が自動的にセラミックブロックを削り出して詰め物や被せ物をつくります。短期間で治療ができるほか、低コストで白い人工歯を作製することができ、精度の高い治療が可能です。最短1日で治療が完了できるセレック治療ですが、当院では当日からセレック治療は行いません。まずはしっかり口腔内の状態を整えてから、治療に移行します。精度の高い治療のためには多くの検査と資料が必要不可欠だと考えております。
当院のセレック治療の料金案内
インレー(詰め物)4万円/1本(税別)
クラウン(被せ物)7万円/1本(税別)
インレーは、虫歯が小さい範囲で歯を部分的に削った場合に装着するものです。クラウンは、虫歯が広い範囲に及んでいるケースで、歯を削ってひと回り小さい状態にしてその状態の歯に合うように制作されたものを被せて装着します。流れはどちらもほとんど変わりませんが、クラウンの場合虫歯の範囲が大きいため、より強度の高い材料が求められます。
まとめ
保険が適用される治療は一時的に費用を抑えることができますが、自費治療のセラミックは丈夫で長持ちするので長い目で見ると大変優れた治療方法です。審美性も高いので見た目が気になる人にもおすすめです。当院ではセレックシステムを用いたセラミック治療を行っております。セラミックをお考えの方はぜひ一度当院にご相談ください。