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こどもの過剰歯について

2023年1月31日

現代のこども達は顎が小さく、歯の本数が足りないこどもが増えている反面、過剰歯と言われる歯の本数が多く生えてくるこどももいます。
過剰歯は永久歯への生え変わりを邪魔する場合は抜歯しなければならないため、歯科での診察や観察が欠かせません。

過剰歯とは

人間の歯の数は決まっていて、乳歯は20本、永久歯は親知らずを含めて32本です。
過剰歯とは、決まった本数よりも多く歯が生えてくることを言います。
乳歯よりも永久歯に多くてみられ、女性よりも男性に多いという特徴もあります。
過剰歯はこどもの場合も女児よりも男児に多く、30〜40人に1人位の割合で見られます。
小学校のクラスで例えると、クラスに1人いる感じですね。そんなに珍しい事ではありません。
過剰歯は骨の中に埋伏している場合も多く、正常な向きではなく上下が逆転してしまっている場合もあります。

過剰歯はなぜ出来るのか?

歯は顎の骨の中にある歯胚という歯の卵から作られます。しかし、過剰歯は歯胚が多く作られたり、2つに分かれたりすることで出来てしまいます。
歯胚多くが出来てしまう原因ははっきりわかっていませんが、そのままにしておくとリスクがある場合があるので放っておくわけにもいきません。
過剰歯があることによって、永久歯が生えてくるスペースが塞がれてしまう事がある場合は過剰歯を抜歯しなければなりません。

過剰歯は何が問題になるの?

過剰歯は正常な歯と同じように生えてくることもありますが、逆向きや真横になった状態で歯茎の中に埋まっていることもあり、周囲の歯に影響を与えることが多いです。
例えば、上の前歯の正中部に過剰歯が歯茎の中に埋待っている状態になっていると、前歯の間に隙間が出来てすきっ歯になってしまうことがあります。
このような場合は永久歯に影響が出ますので、こどもの間に抜歯した方が良いでしょう。影響がない場合はそのまま経過観察することもあります。

こどもの過剰歯が疑われるケースは?

過剰歯は上の前歯の中央部分でよく見られます。前歯の間が空いてきた場合は過剰歯が埋まっている疑いがあります。
乳歯が抜けた後、永久歯が生えてくる気配がない場合も過剰歯が歯茎の中に埋まっている疑いがあります。過剰歯が正常な永久歯の萌出を邪魔している事がまれにあります。

過剰歯があるかどうかはレントゲン撮影をして診断出来ますので定期的に歯科を受診しましょう。早期発見・早期処置なら大変な事になる可能性は低く抑えられますよ。

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