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歯磨剤について

2022年10月16日

歯磨剤とは、皆さんが良く知っている歯磨き粉のことです。最近では歯磨きジェルも多く販売されていますね。

歯の健康を保つには、セルフケアとプロフェッショナルケアのコンビネーションが大切です。

歯科専門家による研究結果では、口腔清掃の間隔が72時間(3日)以上になると、徐々に口腔内状態が悪化、健康が維持できないことが分かっています。
すなわち、歯科医師・歯科衛生士による口腔内清掃だけで、口の健康を維持するには2日ごとに来院する必要があります。歯の定期的なケアは、数ヶ月間〜半年程度の間隔で行うことが多いため、歯の健康を維持するにはセルフケアがきわめて重要となります。

歯磨剤を用いず歯ブラシだけでブラッシングをしても、丁寧に行うことでプラークを除去できますが、「う蝕予防」「歯についたステインの除去」などの十分な効果を得るのは困難です。

歯磨剤には、そのような歯ブラシだけでのブラッシングの弱点を補う働きがあるのです。

歯磨剤の中にはう蝕予防に働くフッ化物の他にも、プラークやステインを効率的に除去するための成分や抗菌作用のある成分など、歯科疾患の予防に有効な成分が含まれているものがあります。

歯磨剤の中味は基本成分と薬効成分に分けられます。

基本成分とは

・歯面の汚れを落としやすくする清掃剤(研磨剤)
・湿り気を与え、乾燥、硬化を防ぐ湿潤剤
・口の中への歯磨剤の拡散を助ける発泡剤
・適度な粘性を与える粘結剤
・香味と爽快感を与える香味剤
・酸化などの変質を防ぐ保存料

として含まれている成分です。

薬効成分とは

一方、薬効成分の目的としては下記5つがあります。

①う蝕予防
②プラーク形成を抑制
③殺菌作用
④抗炎症作用
⑤知覚過敏の緩和

それぞれに有効な成分が含まれています。
ちなみに国内で市販されている約90%の歯磨剤にはフッ化物が配合されています。年齢によって最適な濃度を選んで使用して下さい。国内ではフッ化物の上限を国際規格と同様1500ppmとしています。

歯磨剤の成分や作用の表示については薬事法に定められており、基本成分のみが含まれているものは「化粧品」に、基本成分のほかに薬効成分が配合されているものは「医薬部外品」にそれぞれ分類されます。

虫歯予防・歯肉炎予防・知覚過敏予防・着色除去防止など色々と効果があり、特化したモノや2・3種複合されているモノなど様々あります。

歯磨剤の成分は容器の裏面などに記載されていますので、商品に示されているコンセプトや効能表示も歯磨剤の選択の参考にしてみて下さい。

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