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歯肉メラニン色素沈着

2022年8月8日

健康な歯肉はサーモンピンクと言われていますが、歯と同じように歯ぐきも色が変わってしまうことがあります。それには様々な原因があります。

主な原因

① 喫煙

タバコに含まれているニコチンやタールなどの有害物質から歯肉を守るためにメラニン色素沈着が作られる歯ぐきの色に影響を及ぼしてしまいます。
喫煙が原因で起こった色素沈着はまずは禁煙することが1番です。
長く喫煙すればするほど色素沈着されるので早めの禁煙がおすすめです。
禁煙すると徐々にですがもとにに戻っていきます。

② 歯周病

歯肉炎から歯周炎になると歯ぐきの炎症が進み、支えている骨も吸収していってしまうのでそれに伴い歯ぐきの色も赤紫っぽくなってしまいます。さらに進んでしまうと黒ずんでいってしまいます。
歯ぐきの中には毛細血管が通っていてその血流が阻害されることで生じてしまいます。まずは早めに歯科医院に来院し歯周病治療から始めましょう。

③ 被せ物や詰め物の金属により変色

虫歯治療などによりいれた詰め物や被せ物に銀を使っている場合、歯科用金属がイオン化し溶けだして蓄積すると特に歯と歯ぐきの境目が黒ずみます。これを「メタルタトゥー」と言われています。メタルタトゥーは、歯ぐきの奥まで金属イオンが浸透しているため自然に回復することはありません。
メタルタトゥーを防ぐには、被せ物や詰め物を金属を含まないセラミックなどの材料にすることで防ぐことができます。

治療方法

① 薬剤にて歯ぐきの漂白

歯肉漂白はフェノールという薬剤を色素沈着した部分に塗布しアルコールで中和させ漂白していく治療法です。

手順

1. 薬剤が触れると痛いので歯ぐきをしっかり乾燥させ表面麻酔を塗布します。
2. フェノールを色素沈着している部分に塗布していきます。
3. フェノールを塗布すると白濁してくるのでその部分を中和させるため
エタノールでふき取っていきます.
4. その後しっかり水洗し、乾燥させます。

この作業を3回程繰り返していきます。
施術直後は白くなり塗布した部分が剥がれて1~2週間後くらいでピンク色の歯ぐきになります。術後1週間ぐらいは辛い物などの刺激物がしみやすくなるので気を付けましょう。

その他にもレーザー治療などにより歯ぐきに色素沈着した部分を除去することができますが喫煙をし続けたり、歯周病治療を怠って悪化していったり、金属の被せ物のままだとまた色素沈着してしまいます。まずは根本的な原因から治していきましょう。

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