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キシリトールについて

2022年1月24日

お口の中の健康を保つ手段として最も重要な事が4つあります。それは

①歯を磨く(ブラッシング)

②フッ化物配合の歯磨き剤を上手に使う(フッ化物の応用)

③発酵性の食品が口の中にとどまる時間を短くする(正しい食生活)

④これらの手段がきちんと機能しているかチェックする(定期検診)

です。

これは大人も子供も基本的に同じで変わる事はありません。そしてこれらの手段の効果を著しく向上させる方法としてキシリトールを使う(食べる、摂取する)という方法があります。

キシリトールはシラカバの幹やとうもろこしの芯を加工して生成されますが、多くの果物や野菜(イチゴやラズベリー、レタス、ほうれん草など)の中にも含まれている天然の甘味料です。

カロリーは砂糖の75%です。成人で1日50gまで、子供で1日20gまでの量であれば医薬品として安全であると言われています。ただし、妊娠中や授乳期は胎児に対する安全性が確定していないために注意する必要があります。

キシリトールは歯垢を剥がしやすくするのでブラッシング効果を上げますし、フッ化物と一緒に使うことにより、歯を硬くする効果を向上させます。

キシリトールの効果が期待できるお菓子はガムかタブレットに限られます。

ケーキやジュース類にキシリトールが含まれていてもガムやタブレットのように長い間口の中にとどまる事がないので、虫歯予防の効果は期待出来ません。

これらのお菓子にはキシリトールが出来るだけ高濃度(50%以上)で含まれていること、砂糖などの発酵性の甘味料が含まれていないことが必要です。

虫歯予防の効果を十分に発揮させるためには高濃度のキシリトール配合のガムかタブレットを

①1日3回、10分以上噛むこと

②3か月以上毎日続ける

という事が必要です。

虫歯になりやすい方には特に効果的と考えられます。

毎食後に追加して就寝前に摂取するのも有効です。

しかしキシリトールを、歯磨きの代わりに使う事は出来ません。キシリトールはあくまで補助的に使うものですので、正しい歯磨きが出来た上でキシリトールを摂取する事で予防効果が期待出来るのです。

虫歯から歯を守ためには、正しく歯を磨いたり、砂糖の入った飲食物の摂り方に気をつけること、定期検診をきちんと受けることが大切です。

その上でキシリトールやフッ素などを上手く使ってより効果的に虫歯予防を行いましょう!

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