こんにちは。サカモト歯科です。
セレック治療とは、セラミックを使った詰め物・被せ物をその日のうちに作製・装着できる先進的な治療方法です。
「見た目が自然」「銀歯より身体に優しい」など多くのメリットがある一方で、「本当に長持ちするの?」「割れたり外れたりしないの?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、セレック治療の耐久性について、素材の特徴や注意点も含めて詳しく解説します。
目次
セレック治療とは?

セレックとは、コンピューターで歯型をスキャンし、その場で詰め物・被せ物を設計・加工・装着できるCAD/CAMシステムです。
従来の型取りが不要で、仮歯や通院の手間が減るのが大きな特長です。治療に使われるセラミック素材は、自然な白さで審美性が高く、金属アレルギーの心配もありません。
セレック治療の耐久性は?
結論から言えば、セレック治療は適切に行われた場合、十分な耐久性があります。
保険適用のプラスチック素材に比べて、摩耗や変色に強く、長期的に安定した機能と見た目を維持できます。
【耐久性に優れている理由】
● セラミックは変色しにくく、汚れもつきにくい
● 金属と違って劣化しにくく、腐食もない
● 精密加工で歯との適合性が高く、外れにくい
実際、セレック治療を受けた詰め物・被せ物は10年以上もつケースも多く、使用状況によってはそれ以上の寿命も期待できます。
割れたり外れたりすることはある?
耐久性は高いとはいえ、万能ではありません。下記のような状況では破損・脱離のリスクが高まります。
● 強い歯ぎしり・食いしばりの癖がある
● 噛み合わせがずれている
● 被せ物の厚みが足りない
● 接着剤の劣化
● 長年メンテナンスをしていない
セレックは金属に比べてしなりがなく、強い力が一点に集中するとヒビや破折が起こることがあります。
特に夜間の歯ぎしりや、日中の無意識の噛みしめ癖がある方は注意が必要です。
セレック治療を長持ちさせるためのポイント

せっかく選んだセレック治療を長持ちさせるためには、治療後のケアがとても重要です。下記のポイントを意識してみてください。
1. 定期的なメンテナンス
歯科医院での定期的な確認とクリーニングは必須です。小さなヒビや摩耗のリスクを早期に発見できます。
2. 歯ぎしり・食いしばりの対策
ナイトガード(マウスピース)を装着することで、セラミックにかかる力を分散させ、破損リスクを大幅に軽減できます。
3. 噛み合わせの調整
セレック装着後の微調整や、全体的な噛み合わせの診断や治療を行うことで、片側に負担が集中するのを防げます。
4. セラミックにやさしい生活習慣
硬いものを無理に噛んだりといった習慣は、セラミックにヒビを入れる原因になることがあります。無意識のクセも見直してみましょう。
当院のセレック治療について
当院では、先進のセレックシステムを導入し、最短1日で白く美しいセラミック修復物を提供しています。
型取り不要で負担が少なく、院内で設計から加工・装着までを完結。再発リスクの低い高精度な治療を、保険外ながらもコストパフォーマンスの高い価格でご案内しています。
自然な見た目と機能性を両立したい方におすすめです。
まとめ
セレック治療は、見た目と機能性を兼ね備えた優れた選択肢ですが、「耐久性が高い=壊れない」というわけではありません。正しく使い、適切なケアを行うことで、10年以上快適に使い続けることができます。
「以前にセレックが割れたことがある」「噛み合わせが合っていない気がする」という方も、まずは一度ご相談ください。
当院では、患者さんの歯の状態や生活習慣を丁寧に聞いた上で、最適な治療方法をご提案しています。どうぞお気軽にご来院ください。
当院のセレック治療に関する詳細はこちら▼
https://sakamoto-dent.net/celec/


