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顎関節症の治療方法は?

2025年4月10日

こんにちは。サカモト歯科です。

みなさんは顎関節症という疾患をご存知ですか?言葉を耳にしたことはあるけど、具体的にどんな症状が起こるのか、原因や治療方法にはどんなものがあるのかを知らない人も多いのではないでしょうか。

本記事では、顎関節症の治療方法について詳しくお話ししていきます。

顎関節症とは?

顎関節症は、顎の関節や周囲の筋肉に異常が生じ、痛みや不快感、クリック音などを引き起こす疾患です。口を開けるときの痛みや音、咀嚼の困難、顎の動きの制限などが主な症状です。

この症状は、軽度から重度までさまざまで、個人差があります。

顎関節症の主な原因としては、歯ぎしりや食いしばり、ストレス、不正咬合(かみ合わせの問題)、関節の炎症や損傷などです。

顎関節症は、患者様の状態に合わせて最適な治療法を見つけることが重要になります。

顎関節症の診断方法

顎関節症の診断は、問診や診察、検査を通じて行われます。顎の関節や筋肉の痛みや腫れを確認したり、X線やMRIを使用して関節や骨の状態を確認したりします。

そのほか、口の開閉や噛み合わせの状態を観察するなどの動作確認も行い、あらゆる方法を組み合わせて正確な診断を行います。

顎関節症治療方法と選択

顎関節症の治療は、患者様の症状や原因に応じて異なります。治療の目的は、痛みの軽減、関節や筋肉の正常な機能回復、生活の質の向上などです。

①薬物療法:症状を和らげることを目的に

薬物療法は、痛みや炎症を軽減するための重要な手段です。一般的には鎮痛剤と抗炎症薬が使用されます。

関節や筋肉の痛みを緩和することで、筋肉の緊張を和らげ、顎の動きをスムーズにします。ストレスや不安が症状を悪化させている場合には、リラックス効果のある薬を使用することもあります。

②理学療法:顎の機能改善を目的に

理学療法は、物理療法と運動療法に分けられます。

物理療法では、血流を改善し、筋肉や関節の炎症を軽減します。運動療法では、歯科医師の指導のもとで顎関節のストレッチや簡単な口の開閉運動やマッサージなどを行います。比較的日常生活に取り入れやすい方法です。

③生活指導:日常生活を見直すことで改善を目的に

生活習慣の見直しも大切です。具体的には、食生活の見直しや、ストレス管理、姿勢の改善などです。生活習慣の改善は、顎関節症の進行を防ぐだけでなく、症状の緩和にもつながります。

④心身医学療法:心と体の調和を目指して

心身医学療法は、ストレスや不安など、心理的な要因に目を向け、顎関節症の悪化を防ぎます。リラクゼーション法などを取り入れることで、筋肉の緊張を和らげつつ心と体のバランスを整えます。

⑤スプリント療法:顎への負担を軽減する

スプリント療法では、マウスピースのような装置を使用して顎関節や筋肉への負担を軽減します。就寝時や日中に装着し、歯ぎしりや食いしばりを防ぎます。

治療の組み合わせと効果

顎関節症の治療は、複数の方法を組み合わせることで効果が高まります。薬物療法と理学療法を組み合わせたり、生活指導と心身医学療法を並行して行うなどです。大切なのは診断を丁寧に行い、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を立てることです。

まとめ

当院では患者様の状態に合わせて、より適切な顎関節症の治療をご提案しております。本記事で紹介した、4つの治療方法を行っておりますので、顎関節症にお悩みの方はお気軽にご相談ください。

顎関節症の治療に関する詳細はこちら▼

顎関節症〜治療法〜

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