電話する

地図

問い合わせ

メニュー
ヘッダーオファー

「咬み合わせ」と「噛み合わせ」って何が違うの?

2025年1月16日

こんにちは。サカモト歯科です。

歯科用語では「かみあわせ」という言葉が頻繁に用いられますが、漢字で表すと「噛み合わせ」と「咬み合わせ」の2つがあります。これらは単純に漢字だけの違いではく、意味も少々異なります。本記事では、「噛み合わせ」と「咬み合わせ」の違いや、かみ合わせが全身へ与える影響やリスクについてお話しします。

「噛み合わせ」と「咬み合せ」について

「噛む」という字は、日常的に噛む動作や食べ物を口ですりつぶす動作を示す、もっとも一般的な表現です。一方で、「咬む」は同じ意味を持ちながらも、噛むよりも専門的なニュアンスを持つ漢字です。歯科の分野ではどちらも用いられますが、患者様に対する説明や一般的な診療での会話や文章ではわかりやすいように「噛み合わせ」という言葉を使うことも多いです。

しかし、具体的には 「噛み合わせ」が悪いという表現をする場合、主に歯列不正、いわゆる歯並びが乱れている状態をさします。一方で「咬み合わせ」が悪いという場合は、顎のずれをあらわすとされています。顎関節症などの説明をする際には「咬み合わせ」という表現が用いられることが多いです。

かみ合わせの重要性と影響

かみ合わせが適切であるかどうかは、口腔全体の健康および、全身の健康に大きく影響します。正しいかみ合わせであることは、下記のような重要な効果をもたらします。

  • 食べ物をしっかりとかみ砕くことで、消化を助けます。
  • 顎関節に無理な力がかからないように保ち、顎関節症の予防につながります。
  • 歯に均等に力がかかるため、歯の健康が長持ちしやすくなります。

かみ合わせが悪い状態のリスク

一方で、かみ合わせが悪いと、下記のような問題が生じる可能性があります。

  • かみ合わせが悪いと顎関節に過剰な負担がかかり、顎や顔の痛みや疲労感が生じることがあります。
  • 不正なかみ合わせは、特定の歯に過剰な力を加えてしまうため、歯がすり減る原因になります。
  • かみ合わせが悪いと筋肉の緊張が増してしまい、頭痛や肩こりなど全身不調が引き起こされることがあります。

かみ合わせを正しくするには矯正治療を行うのがおすすめ

かみ合わせが悪い状態を放っておくと、あらゆるリスクが生じてしまいます。お口の中だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性が高く、正しいかみ合わせにするための治療を受けることがおすすめです。かみ合わせを整えるには「矯正治療」が有効で、歯科医院で治療を受けることができます。歯列矯正治療は従来からのワイヤー矯正だけでなく、透明なマウスピースを装着してかみ合わせを整えるマウスピース矯正も人気を集めています。自分のかみ合わせが正常な状態であるかどうかを知るためにも一度歯科医院を受診してみるのがおすすめです。

まとめ

現在の歯科における「噛み合わせ」と「咬み合せ」は、基本的には同じ意味を持つ言葉ですが、使い方や場面によって微妙な違いがあります。歯科医院で行われる日常的な診療や患者様への説明では「噛み合わせ」がよく使われますが、より専門的な場面では「咬み合せ」が使われることも多くなります。どちらにしても、かみ合わせが悪い状態を放置してしまうとあらゆるリスクが生じるということを十分に理解しておくことが重要です。

かみ合わせを整えるためには、歯列矯正治療を行うのがおすすめです。当院でも顎関節の治療や歯並びの乱れを改善する治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

咬み合わせ(咬合)に関する詳細はこちら▼

https://sakamoto-dent.net/kami/

<< 前のページに戻る

診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは072-803-6350へ

診療時間
9:00~12:45
14:00~18:00
/
/
休診日 / 木曜・日曜・祝日
※祝日のある週の木曜は診療
▲ 土曜日の午後は14:00~17:00
ご予約・お問い合わせはこちら
サカモト歯科医院の外観
フッターオファー
© サカモト歯科医院