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綺麗な歯並びの女性が口を開いている

骨隆起って何?

2023年3月1日

骨隆起とは、骨が異常に発達して盛り上がった状態で、口の中では主に上顎の中央や顎の内外に多く見られます。

骨の隆起により歯ぐきが薄くなるために、白いコブ状のように見えるのが特徴です。原因は詳しくはまだわかっていません。歯ぎしりや食いしばりの影響が大きいと言われています。

歯ぎしりや食いしばりにより、とても強い力が歯ぐきや骨に伝わり、その力から骨を守るために過剰発達したものだと言われています。

骨隆起が見られる場所は、下顎の歯の内側や、上顎の歯の内側や、歯ぐきです。非常に小さなモノから大きいモノは5センチ位になっている事も認められます。

ただし、口の中に白いコブ状の膨らみがあるからといって、必ずしも骨隆起であるとは限りません。

骨隆起の特徴

硬い出っ張りがある

骨隆起は、出っ張っていて硬いのが特徴です。それ自体は炎症ではないので痛みもありません。しかし、硬い食べ物が当たって痛む事はあります。
骨隆起に似たものに腫瘍がありますが、腫瘍は軟らかいのでさわった時の感触が違います。
実際に指や舌などで軽くさわってみた時に、硬さを感じれば骨隆起の可能性が高いと考えられるでしょう。

コブが大きくなる

骨隆起の場合、最初は硬くて小さなふくらみ程度ですが、ゆっくりと年月をかけてだんだんと大きく成長していき、元に戻ることはありません。コブがじわじわと大きくなっているようであれば、骨隆起が考えられます。

骨隆起は腫瘍や炎症などではないため、治療をする必要はありません。しかし、骨隆起が大きくなってしまい舌の動かしにくくなり、食事や会話に影響をきたしている方は、治療をおすすめします。

また、入れ歯を装着する際に骨隆起と接触して痛みが生じる場合も、治療をおすすめします。治療法は切除法です。局所麻酔下にて歯ぐきを切開し骨隆起部を削除して、切開した部分を縫合しておわります。後日、消毒・抜糸・経過観察といった流れになります。健康保険内で処置できます。

顎に歯ぎしりや食いしばりなどの強い力が定期的にかかると、その力から顎を守ろうとして骨が過剰に発達し、骨隆起につながる可能性があります。骨隆起が出来るだけでなく、歯が削れたり、割れたりすることもあるので注意が必要です。さらに顎関節痛なども発症する事もあります。

歯ぎしりや食いしばりが癖になっている方は、マウスピースを着用するなどして防止に取り組んだほうが安心です。ストレスや疲れを癒すことも歯ぎしり・食いしばりの軽減につながります。生活習慣を一度見直すことも考えたほうがいいでしょう。

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