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抜歯後の痛みの原因について

2023年1月11日

抜歯後の痛みの原因の理由としてドライソケットという症状があります。
ドライソケットとはその名前の通り、抜歯窩が乾いてしまっている状態を指します。
それはどういう状態かというと、歯は歯槽骨という骨の中に埋まっていますが、抜歯した場合その骨が露出した状態になります。通常は治癒過程においてその露出した骨の上に血餅(かさぶた)が出来て歯肉がかぶさってくることで治癒していきます。しかし何らかの理由で血餅が出来ないことによって抜歯した穴が露出してしまうのです。
露出した状態が長く続くと、口腔内は細菌が多いので露出した骨に細菌が感染してしまうのです。このように抜歯後、感染を起こした状態をドライソケットといいます。この様な状態になると強い痛みが10日から2週間ほど続きます。その後1〜2週間かけて徐々に痛みが引いてきます。つまり痛みが完全に治るまで、長ければ1ヶ月ほどかかるということになります。

①抜歯後痛みが強くなってきた
②抜歯したところから嫌な匂いがする
③膿が出てきた
④痛みがずっと続いている
上記のような症状が続いている場合はドライソケットの可能性が高いです。
ドライソケットになってしまうと痛みが強くつらいものです。
自然治癒も難しい場合が多いので早めの受診をお勧めします。

ドライソケットにならないための予防法

①口をゆすぎすぎないこと

強くうがいをすることにより、血餅がはがれてしまいます。うがいをする際には抜歯窩に水圧がかからない様にして下さい。

②抜歯窩を触らない

気になっても触らないこと。ブラシなどでも血餅が簡単に剥がれてしまいます。ブラッシングは気を付けて行いましょう。

③清潔に保つこと

抜歯窩に食べカスなどが入らない様にしましょう。

④禁煙

タバコには血管の収縮作用があります。血管収縮により出血が少なくなりすぎることで、血餅が出来にくくなります。

ドライソケットの治療

ドライソケットになってしまった場合、内服薬による治療を行います。
また経過によっては患部に対し、処置も必要となります。
最終的には麻酔をして再掻爬を行い、出血を促します。再度出血をさせることで血餅の形成を促します。

ドライソケットの治療期間

約1週間から2週間で治癒する方が多いです。
出血を気にして不安になってうがいを繰り返してしまうと、血餅が剥がれてしまい、ドライソケットになりやすくなります。うがいのしすぎには気を付けましょう!

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