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顎関節症〜治療法〜

2022年5月3日

顎関節症の治療方法

① 薬物療法

顎関節症や咀嚼筋の痛みに対して医療機関にて、消炎鎮痛剤を服用します。症状に応じて薬の種類や服用方法が変わります。
また、服用している薬がある場合には、医療機関を受診した際、医師に伝えてください。

② 理学療法

物理療法

低周波治療による筋肉への電気刺激、鎮痛を目的としたレーザー照射、手指による筋肉マッサージにより顎周辺の筋肉の緊張を改善します。

咬筋のマッサージ

噛むときに使う筋肉を「咬筋」といいます。
噛みしめた時に盛り上がる所に指を当て少し痛みが出る程度の強さで、円を描くようにマッサージします。
これを朝晩5分~10分ずつ行います。

側頭筋マッサージ

こめかみ部分の歯を噛みしめると動く部分に指を当て、円を描くようにマッサージします。
こちらも朝晩5分~10分ずつ行います。

運動療法

筋肉や靭帯などの柔軟性や伸張性を改善するストレッチを行います。

開口訓練

口を開ける練習をすることです。
人差し指を下の前歯、親指を上の前歯に当て力を加えて口を開けます。少しずつ力を加えながら押し当て口を開きます。これを1日数回、1回につき10回程度行います。
顎が引っかかって開かない時、関節の動きを良くするために行います。また筋肉に痛みがある場合はストレッチが期待できます。

③ 生活指導

日常生活における行動や癖が原因で起こる場合もあるので顎関節症も生活習慣と言えます。

・顎関節や咀嚼筋への負担を減らすため、硬い食品やガムなどを長時間咀嚼することを避ける

・顎で雑音させて遊ばない、顎の痛くなる開け方をしない、顎を押さえるなどの習慣をやめる

・TCH(上下の歯を接触させる癖)
本来は、歯と歯が接触しているのは食事をしている時のみになります。それ以外の時は歯と歯は離れていないといけません。
上下歯が接触していると顎関節に負担がかかるだけでなく歯周病を悪化させたり歯が割れたり、歯にヒビが入ってしまう原因にもなります。

・猫背などの姿勢をよくする、頬杖をやめる、うつ伏せで寝るのをやめる、歯ぎしり、食いしばりなどの口腔習癖を避けるようにしたほうが良いです。

④ 心身医学療法

ストレスが原因で歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことが多いですが、特に強い心理的な緊張を感じる環境があればそれを改善し避けるようにします。

⑤ スプリント療法

スプリント(マウスピース)を使用した方法です。
これは上顎あるいは下顎の歯列に被せるプラスチックの装置になります。
これを夜間睡眠中に使用することで、夜間の無意識に噛みこみで生じる顎関節や筋肉への負担を軽減させます。
しかしスプリントを付けたからといって必ず効果がでるわけではありません。

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