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唾液

2022年1月3日

唾液が減ると虫歯になりやすいことは前回お伝えしましたが、どのようにして唾液を増やせば良いのか?

〈日常生活でできること〉
・よく噛んで食べること
 噛むことにより刺激され唾液の分泌が良くなります。

・キシリトールガムを噛む
キシリトールには色々な効果がありますが、特に食後に噛むのが効果的です。
食後すぐはお口の中は酸性に傾いていて歯が溶けやすいです。その時にガムを5分~10分くらい噛むと唾液量が増え中和されるので中性に戻りやすくなります。
噛みすぎると顎の関節が痛くなったりお腹を下してしまったりするので5分~10分で効果的です。

・水分をよく摂ること
 唾液のもとになる水分が不足しないようにしましょう。

・唾液の分泌を促進させる食べ物を食べること
 酸味のあるレモンや梅干し、昆布(アルギン酸)や納豆(ポリグルタミン酸)、また、セロリやニンジン、アーモンドなども唾液の分泌を促進させます。しかし酸味のあるものは摂りすぎると歯を溶かしてしまうので摂りすぎには注意しましょう。

・唾液腺マッサージ
 唾液腺には大きな3つの三大唾液腺があります。
 唾液腺を外からマッサージすることにより、唾液の分泌が促進されます。
朝起きたときやお食事の前、お話しする前などに行って唾液の分泌を促進させましょう。

①耳下腺
最も大きな唾液腺で、サラサラした漿液性の唾液。
唾液の分泌量は2番目になります。
マッサージ方法:親指以外の4指を耳の横に当て、後ろから前に向かってゆっくり10回程回します。

②顎下腺
2番目に大きな唾液腺で、漿液性(サラサラ)と粘液性の唾液を分泌します。 
唾液の分泌量は1番多いです。
マッサージ方法:手をグーの形にして親指だけを立てて、顎の骨の内側の柔らかい部分に当て、耳の下から顎の下まで順番に1~2秒ずつ押しながら5か所程押し当てます。

③舌下腺
サイズも分泌量も1番少ないです。
漿液性よりも、粘液性の唾液の方が多く分泌します。
マッサージ方法:手をグーの形にして親指だけを立てて、顎の真下から舌を突き上げるようにゆっくりグーっと10回程押します。

しかし、唾液は色々な影響により減少してしまいます。
加齢、お薬(精神疾患、高血圧、アレルギーなどのお薬)、疾患(自己免疫疾患、バセドウ病、橋本病)、アルコールやカフェインには利尿作用があるのでそれによっても唾液は減少してきます。
他にもニコチン、がん治療のための化学療法なども関係してきます。
唾液の分泌量は生活習慣から気を付けましょう。

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