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定期検診の重要性について

2021年12月13日

定期検診を3ヶ月から4ヶ月に1回は受けた方がメリットがとても大きいです。
定期検診の1番重要な役割は虫歯や歯周病の早期発見、早期治療です。

虫歯の場合

虫歯は大きくなれば大きくなるほど歯を削る量が多くなります。早期に発見できれば、1回で治療が終わる事もあります。もちろん虫歯が浅ければ麻酔もする必要もなく詰められます。虫歯が進んでしまっていれば麻酔をしたり、神経を抜いたりして被せ物になる可能性があります。よって虫歯が小さいうちに処置する方が歯を削る量が少なく、よって歯のダメージも少なくてすみます。

歯周病の場合

歯周病に関しては3ヶ月から4ヶ月ほどで歯石が付き始める時期でもあります。また磨き残しは歯石になるまでにバイオフィルム(細菌の集まり)という状態になります。このバイオフィルムもいちど歯に形成されると歯磨きだと落としにくくなります。様々な種類の細菌が結びつきあって増殖した膜状のもので、一度バイオフィルムになってしまうと薬剤や体の免疫細胞に抵抗力の強い状態になっています。例えば台所やお風呂の排水溝についたヌメリを見たことがあると思いますが、それがバイオフィルムであり、なかなかきれいに落とすことができません。
バイオフィルムが数層に重なった状態が歯垢(プラーク)です。歯周病の原因はこの歯垢が歯石(細菌の塊)となり、歯の表面にこびりつきます。この状態になってしまうと歯ブラシ等では除去ができません。なので歯科医院でスケーラーと呼ばれる歯石を取る専門の器具で歯石を除去することになります。どんなに歯磨きが上手い人でも必ずどこかに磨き残しはあるものです。なのでそこの部分がバイオフィルムとなり放置しておくと歯石になります。歯石も長く放っておくと歯茎の上にある歯石がやがて歯茎の下に付着するようになります。この状態になると一回で歯石を除去することが難しく、何回かに分けて歯石を取ることになります。歯ブラシなどがきちんと習慣付いている人でもバイオフィルムを形成し、歯石がつき始めるタイミングが3ヶ月から4ヶ月ぐらいなので、早くに対処しようというわけです。また定期検診に3ヶ月から4ヶ月の間隔で定期検診を受けると歯周病の成績が良く、歯が残っている本数が定期検診をあまり受けない人と比べてかなり多いと言うデータもあります。

まとめ

これらの理由で定期検診は虫歯・歯周病の予防、早期発見早期治療にとても効果的なんです。さらに、定期検診は保険内でできますので積極的に受診して良い状態をキープしましょうね。

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